合同会社DevelopWを設立しました


2022年6月に、合同会社DevelopWという会社を設立しました。

iFacialMocapというアプリをリリースして以降、最初の1〜2年程度はかなり金銭的に苦しかったのですが多くの方に支えられて法人を設立できる程度の規模になってきました。

 

会社名については色々候補があったのですが、最終的に合同会社DevelopWになりました。

他の会社、例えばソフトバンクさんであればソフトウェアの銀行ですし、サイバーエージェントであれば、サイバーの世界の代理人みたいな意味で、名は体を表すというか、非常に大事だなと考えていました。良くも悪くも「会社名から大きくズレたような事業には取り組みづらくなりがち」というのが、これまでの人生で多くの会社を見てきて思うことでありました。

 

今の収益の柱となっているのはモーションキャプチャー関連のアプリ開発・ソフトウェア開発なのですが、それにこだわらずに色々と出来そうな名前が良いなと思っていました。

 

例えば、私は元々は3DCGの映像制作からキャリアが始まったため、アニメ系の映像制作などもやっていきたいと思っていました。25歳という遅い年齢で大学に入ったことから、教育系のコンテンツも出したいなど、色々とやりたいことがあります。機械制御系の学部に入ったことから、ハードウェア関連のモノもなにか作れないだろうかと考えていました。堀江貴文氏やイーロン・マスク氏のように宇宙事業にでも挑戦できるくらいの自由度のある会社名にしたいと思っていました。

 

私は、元々社会に対する不満を多く抱えていました。

だからこそ高校も中退してしまったし、2年間半の引きこもり生活を送ったし、会社も揉めながら辞めたし、会社を辞めた後に入った大学にもかなり不満がありました。

今の社会の働き方も学び方も、現代社会に寄り添っていないと感じていました。

働き方や学び方だけじゃなくて、社会に対する不満がたくさんありました。

だから、ずっと生きづらいなと思っていたし、そういうことを地道にコツコツ変えていきたいと思っていました。

 

なので、あまりソフトウェア開発にとらわれないような名前にしたいと考えました。

そうしたら、とても広い範囲を意味する単語を会社名につけないといけないと考えました。

 

「Make the world better」(世界を良くする)のような会社名にすれば、何でも自由に色々なことに取り組めるんじゃないかと思ったのですが、あまりに名前が長すぎました。

 

なるべく短い名前で、良い感じの会社名にしたいと考えたときに、思い浮かんだのがイーロン・マスク氏です。イーロン・マスク氏は、TESLAやSpaceXのような会社を作っています。

また、イーロン・マスク氏は、元々「X.com」というサイトを立ち上げたり、140字しか書けないツイッターのようなサービスで人気を博するなど、彼は短い文字列でなにかを表すのが得意な人なのではないかと考えました。

 

SpaceXのXも、彼が最初に立ち上げたX.comの名前から来ているのかな・・・などと考えたのです。

 

DevelopWという会社名も、SpaceXに似ています。

Developという単語に、「W」を足しただけです。

先程書いたように、会社名を「Make the world better」にしようかと思っていたと書きましたが、それがずっと候補にあったため、「World」の頭文字から「W」を取りました。

 

会社名に「世界を発展させていく、世界を進展させる」というような意味合いが込められるといいなと思い、会社名を合同会社DevelopWという名前にしています。

 

私のような人間が世界を発展させるなどというのはおこがましい考えかもしれないですが、少しでも世界が生きやすく、過ごしやすく、良い世界になってくれるといいなという思いでこの名前にしました。できれば多くの人にとって良い世界が訪れて欲しいですが、少なくとも自分にとっては今より住み心地の良い世界が作れると良いなと考えています。

 

プログラミングをやっていると「Develop」という単語が身近だったからという理由も1つとしてはあります。ソフトウェア開発者のことを「Developer」などという単語で呼ぶことが多いからです。

 

合同会社にしたのは、税理士さんに相談しに行ったところ、特別な理由がない限りは設立費用の安い合同会社が良いだろうという話をされたからです。

 

私はあまり人に目立つ場所で行動するのが苦手なため、SNSやnoteは見るのが少しつらいです。

この会社の公式ブログサービスのような形でひっそりと自分の考えなども発信していけるといいなと考えています。初期のインターネットのように、フォローやタイムラインや拡散やイイネなどの機能がない場所で、「自ら検索して初めてたどり着く」「ブックマークしておいて心の余裕のあるときにアクセスする」くらいの場所に文章ある方が、ちょうど良いのではないかと最近は考えています。